2024年3月19日2024年4月19日

東京市場は日銀金融政策決定会合を控え反落か

19日の東京株式市場では、日経平均株価が前日の急伸から一服して反落する展開が予想されます。

前日は、日銀がマイナス金利政策の解除などを決める可能性への思惑買いから1,032円高と大幅に上昇しました。しかし、この日はいったん利益確定売りが先行しそうです。

ただし、下値では日銀が金融緩和方針を継続するとの見方から買い戻しの動きがあるほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の円安進行を見据えた先物買いなども期待されています。このため、日経平均の下値は前日終値から250円程度安い3万9,500円前後と、下げ渋る可能性があります。

日銀金融政策決定会合の結果次第では、会合後の植田総裁の記者会見での利上げ時期への言及にも注目が集まりそうです。

また、前日の米国株高や円安進行期待からも東京市場は支えられる状況にあります。ただし、20日が祝日を控えていることから、投機的な売買が交錯し、荒い値動きとなる可能性も指摘されています。

総じて日銀会合を受けた思惑の反転売りから一旦反落するものの、下値での買い戻しも意識され、方向感に欠ける展開となりそうです。

以上が今日の株式市場の見通しです。ご参考になれば幸いです。😊