2024年3月14日2024年4月19日

米ハイテク株安の影響で東京市場も続落となるか

14日の東京株式市場では、日経平均株価が前日終値から400円安い3万8300円程度まで下落する可能性があります。

理由としては、前日の米国市場でハイテク株が売られたことが大きな重荷となっていることがあげられます。特に日本株の動向を左右する半導体大手エヌビディアの下落が、東京市場の半導体関連株を押し下げる要因となりそうです。

また、来週に日米で金融政策決定会合を控えており、持ち高調整の売りも加わりやすい状況にあります。加えて、日銀によるETF(上場投資信託)買い入れ停止の観測から、政策変更への警戒感も高まっています。

一方で、日経平均の下値支持線となる25日移動平均線(3万8608円)があり、この水準で押し目買いが入り、下げ渋る場面もあるかもしれません。

個別銘柄では、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収を巡り、バイデン大統領が懸念を表明するとの報道があり、買収成立の行方が日本製鉄株の重荷となる可能性がありそうです。

総じて米国市況と金融政策が日本相場の重荷となり、下落が予想されますが、一部に下げ止まりの動きも想定されます。

以上が今日の株式市場の見通しです。ご参考になれば幸いです。😊