【市場展望】メリークリスマス!米ダウ288ドル高でサンタラリー継続、日経平均は5万500円回復へ
おはようございます、つっちーさん。メリークリスマス!🎄
2025年12月25日(木)、クリスマス本番の朝を迎えました。昨日の日本市場は小幅に反落しましたが、短縮取引だった昨晩の米国市場は「サンタクロース・ラリー」が続き、NYダウが大幅高となりました。海外勢が不在となる本日の日本市場ですが、プレゼント代わりの上昇が期待できそうです。
市場概況:日本株は一服、米国株はクリスマスイブも堅調で3指数上昇
日本市場(12月24日) 🇯🇵
昨日の日本市場は、クリスマス休暇を控えて利益確定売りが優勢となりました。
• 日経平均株価: 終値 50,344.10円 (-68.77円, -0.14%)
• TOPIX: 終値 3,407.37 (-15.88, -0.46%)
• グロース250指数: 終値 663.46 (+0.07, +0.01%)
手掛かり材料難の中、海外投資家の参加が減少し、日経平均は小幅安で引けました。一方で新興市場(グロース250)はわずかながらプラスを維持するなど、個人投資家の意欲は底堅いものでした。
米国市場(12月24日・短縮取引) 🇺🇸
昨晩の米国市場はクリスマスイブのため短縮取引でしたが、相場の地合いは非常に強いものでした。
• NYダウ: 終値 48,731.16ドル (+288.75ドル, +0.60%)
• ナスダック総合: 終値 23,613.30 (+51.46, +0.21%)
• S&P 500: 終値 6,932.05 (+22.26, +0.32%)
年末恒例の株高アノマリー(経験則)が意識され、NYダウは300ドルに迫る上昇を見せました。ナスダックやS&P500も続伸し、高値圏で今年の取引を締めくくる準備が整いつつあります。
• ドル円: 1ドル = 155.76円台 (昨日の156円台からやや円高方向へ推移)
• 日経225先物(期近): 50,490円 (昨日の日経終値比 +146円)
本日の日本市場予想
本日の日本市場は、反発スタートとなり、5万500円台の回復を試す展開となるでしょう。
最大の好材料は、日経平均先物が50,490円まで上昇していることです。昨日の現物終値(50,344円)を約150円上回っており、寄り付きは買いが先行する見込みです。昨晩の米国株高が投資家心理を明るくしており、昨日の下げ分を取り戻す動きが予想されます。
ただし、本日は「超・閑散相場」となることが確実です。
欧米をはじめとする主要市場がクリスマスで休場となるため、海外機関投資家の参加はほぼ見込めません。市場参加者が極端に少ないため、寄り付きの買い一巡後は、値動きがピタリと止まるか、あるいは小口の注文で値が飛びやすくなる可能性があります。
為替が1ドル=155円76銭と、昨日よりやや円高気味である点は輸出株の重しとなりますが、全体としては穏やかな上昇相場(クリスマスプレゼント)となりそうです。
今日の注目銘柄
• 7203 トヨタ自動車 / 7267 ホンダ:
米ダウの上昇はポジティブですが、為替が155円台後半まで円高に振れている点が気掛かりです。売り買いが交錯しやすく、底堅さを維持できるかが焦点です。
• 9983 ファーストリテイリング / 8035 東京エレクトロン:
先物高主導で指数が上昇する場合、寄与度の高いこれらの銘柄が牽引役となります。商いが薄い中で、短期筋の買いが入りやすいでしょう。
• 小売・外食セクター:
クリスマス当日のため、身近な消費関連株に個人投資家の関心が向かう可能性があります。
本日発表の主な経済指標
• 米国・欧州・香港など: クリスマス(祝日)のため休場
• 日本: 10月 景気動向指数(改定値) (14:00)
本日は海外からの新たな材料が入ってこないため、日本独自の需給で動く一日となります。
まとめ
クリスマス当日の東京市場は、米株高と先物高を背景に、5万500円近辺への反発スタートとなりそうです。ただし、参加者不在で商いは極めて薄くなるでしょう。大きなトレンドを追うよりは、ゆったりと相場を眺めるくらいがちょうど良いかもしれません。素敵なクリスマスをお過ごしください!
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