【市場展望】日経平均1100円高で5万1千円台回復!米株まちまちも、雇用統計控え底堅い展開か
おはようございます、つっちーさんです。
2025年12月5日(金)、週末のマーケット情報をお届けします。昨日の日本市場は、前日の予想をはるかに上回る大幅上昇となり、再び5万円の大台を大きく超えてきました。昨晩の米国市場は小動きとなりましたが、本日の雇用統計を前に、日本市場がこの勢いを維持できるかが焦点です。
市場概況:日経平均は1100円超の大幅高、米国株は高安まちまち
日本市場(12月4日) 🇯🇵
昨日の日本市場は、主力のハイテク株や値がさ株を中心に買いが加速し、全面高の展開となりました。
• 日経平均株価: 終値 51,028.42円 (+1,163.74円, +2.33%)
• TOPIX: 終値 3,398.21 (+63.89, +1.92%)
• グロース250指数: 終値 665.98 (+4.67, +0.71%)
前日の米国市場でNYダウが大幅高となった流れを引き継ぎ、朝方から買いが先行。さらに、外国為替市場での円安推移や、海外投資家とみられる先物買いが断続的に入り、上げ幅は一気に1,100円を超えました。TOPIXも大幅高となり、前日の「日経平均だけ上昇、TOPIX下落」という歪な状態から一転、相場全体の強さが際立ちました。
米国市場(12月4日) 🇺🇸
昨晩の米国市場は、翌日に控える重要指標(雇用統計)を前に、様子見ムードの強い一日となりました。
• NYダウ: 終値 47,850.94ドル (-31.96ドル, -0.07%)
• ナスダック総合: 終値 23,505.13 (+51.04, +0.21%)
• S&P 500: 終値 6,857.12 (+7.40, +0.10%)
ナスダックやS&P500は連日で過去最高値を更新しましたが、上昇幅は限定的でした。NYダウは小幅に反落。FRBのパウエル議長が講演で「経済は極めて良好」と発言し、追加利下げに慎重な姿勢を示唆したことで、金利先高観が意識された面もありました。
• ドル円: 1ドル = 155.04円台 (155円台前半で安定推移)
• 日経225先物(期近): 50,590円 (昨日の日経終値比 -438円)
本日の日本市場予想
本日の日本市場は、昨日の急騰に対する反動安(利益確定売り)が先行して始まると予想されます。
最大の要因は、夜間取引の日経平均先物が50,590円まで下落していることです。昨日の現物終値(51,028円)から約440円下回っており、寄り付きから5万1千円台を割り込んでスタートする公算が大きいです。
昨日の1,100円を超える上昇は、短期的な過熱感も招いています。加えて、今夜発表される米雇用統計というビッグイベントを前に、ポジションを整理しておきたい投資家心理も働くでしょう。
ただし、1ドル155円台の円安環境や、米国株(ナスダック)の底堅さはプラス材料です。寄り付きの売り一巡後は、5万500円~600円近辺で下げ渋り、雇用統計待ちのもみ合いに移行する可能性が高いとみています。
今日の注目銘柄
• 8035 東京エレクトロン / 6857 アドバンテスト:
昨日の大幅高を牽引した半導体株は、本日は利益確定売りの対象となりやすいです。しかし、米ナスダックが続伸しているため、下値では押し目買い意欲も強そうです。
• 7203 トヨタ自動車:
円安155円台が継続しており、業績面での安心感があります。全体相場が調整する中でも、大型バリュー株として底堅さを発揮できるか注目です。
• 9983 ファーストリテイリング:
日経平均への影響度が極めて大きく、昨日の1100円高の立役者です。本日の指数の下げ幅は、同社の株価動向に大きく左右されるでしょう。
本日発表の主な経済指標
• 日本: 10月 家計調査 (08:30)
• 米国: 11月 雇用統計 (22:30)
• 米国: 12月 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) (24:00)
今夜の雇用統計は、12月のFOMCでの利下げ判断を決定づける最重要データとなります。
まとめ
昨日は驚異的な上昇を見せましたが、本日はその反動と雇用統計前の警戒感から、一旦調整含みのスタートとなりそうです。しかし、上昇トレンド自体は崩れておらず、5万円台をしっかりとキープして週末を迎えられるかがポイントです。
不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。
本日解説したように、公式の経済指標が発表されないなど、市場の先行きが不透明な場面は少なくありません。そんな時、「他の経験豊富な投資家はどう動いているのか?」を知ることができれば、より確かな判断の一助になると思いませんか?
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