【市場展望】米ハイテク急落でナスダック2%安!先物1300円安、昨日の上げを「全戻し」へ
おはようございます、つっちーさんです。
2025年11月21日(金)、週末のマーケット情報をお届けします。昨日の日本市場は円安を追い風に快勝しましたが、昨晩の米国市場は「上げで始まって下げで終わる」厳しい展開となりました。
市場概況:日本株は円安で快勝も、米国株はハイテク主導で失速
日本市場(11月20日) 🇯🇵
昨日の日本市場は、前日の下落から見事に切り返しました。
• 日経平均株価: 終値 49,823.94円 (+1,286.24円, +2.65%)
• TOPIX: 終値 3,299.57 (+53.99, +1.66%)
1ドル=157円台への急速な円安進行を好感し、輸出関連株を中心に買い戻しが殺到。エヌビディア決算への期待感もあり、日経平均は一時5万円に迫る勢いで約1300円高となりました。
米国市場(11月20日) 🇺🇸
一方、昨晩の米国市場は、寄り付きこそ堅調でしたが、引けにかけて売り込まれる「行って来い」の展開となりました。
• NYダウ: 終値 45,752.26ドル (-386.51ドル, -0.84%)
• ナスダック総合: 終値 22,078.04 (-486.18, -2.15%)
• S&P 500: 終値 6,538.76 (-103.40, -1.55%)
注目のエヌビディア決算発表後、材料出尽くし感や成長鈍化への懸念から同社株やハイテク株全般に売りが広がりました。また、ウクライナ情勢などの地政学リスクの高まりも投資家心理を冷やし、ナスダック指数は2%を超える急落となりました。
• ドル円: 1ドル = 157.45円台 (円安水準を維持)
• 日経225先物(期近): 48,460円 (昨日の日経終値から 約1,360円安)
本日の日本市場予想
本日の日本市場は、昨日の上昇分をすべて吐き出す「全戻し」の暴落スタートが濃厚です。
最大の要因は、米国市場(特にナスダック)の急落を受けた日経平均先物の大幅安(48,460円)です。昨日の現物終値(49,823円)から約1,360円も下落しており、寄り付きから4万8千円台半ばまで売り込まれる展開が確実視されます。
「上げで始まったけど、結局下がった」という昨晩の米国市場の弱さは、投資家のセンチメントを大きく悪化させます。1ドル157円台半ばという円安水準は本来ポジティブですが、ハイテク株を中心としたリスクオフの売り圧力があまりに強く、相場の支えにはなりにくいでしょう。
週末ということもあり、昨日の買い方が一斉に手仕舞い売り(利益確定・損切り)に動くため、後場にかけても上値の重い展開が予想されます。
今日の注目銘柄
• 8035 東京エレクトロン / 6857 アドバンテスト:
昨日は上昇を牽引しましたが、本日は米ナスダック急落とエヌビディア株の下落を受け、最も厳しい売りを浴びるセクターとなるでしょう。
• 7203 トヨタ自動車:
157円台の円安メリットは大きいものの、全体相場が「リスクオフ(回避)」に傾く中では、連れ安を余儀なくされそうです。下値でどこまで粘れるかが焦点です。
• 7011 三菱重工業:
地政学リスク(ウクライナ情勢など)が意識される局面では、防衛関連株として資金の逃避先となる可能性があります。
本日発表の主な経済指標
• 日本: 10月 全国消費者物価指数(CPI) (08:30)
• 米国: 11月 製造業・サービス業PMI(速報値) (23:45)
• 米国: 11月 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) (24:00)
まとめ
昨日の大幅高の喜びも束の間、本日はその上げ幅を帳消しにする厳しい週末となりそうです。円安という好材料をも打ち消す米株安のインパクトに警戒し、4万8千円台での底値模索が続く一日となるでしょう。
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