【市場展望】衝撃の1600円安で5万円割れ、先物は小幅反発。自律反発でどこまで戻せるか
おはようございます、つっちーさんです。
2025年11月19日(水)、週の半ばのマーケット情報をお届けします。昨日の日本市場は「5万円割れ」どころか、それを大きく下回る衝撃的な暴落となりました。昨晩の米国市場も続落していますが、日経平均先物は少し戻しています。本日の見通しを解説します。
市場概況:日本株は「トリプル安」で暴落、米国株も利下げ期待後退で続落
日本市場(11月18日) 🇯🇵
昨日の日本市場は、売りが売りを呼ぶ展開となり、今年最大級の暴落を記録しました。
• 日経平均株価: 終値 48,702.98円 (-1,620.93円, -3.22%)
• TOPIX: 終値 3,251.10 (-96.43, -2.88%)
前日の米国株安に加え、国内では「株安・円安・債券安(金利上昇)」のトリプル安の様相を呈しました。財政拡張への懸念などから国債が売られて長期金利が上昇し、これが株式市場の重しとなりました。5万円の大台をあっさりと割り込み、下げ幅は一時1,600円を超え、市場は総悲観に近いムードとなりました。
米国市場(11月18日) 🇺🇸
昨晩の米国市場も、リスク回避の流れが続き、主要3指数がそろって下落しました。
• NYダウ: 終値 46,091.74ドル (-498.50ドル, -1.07%)
• ナスダック総合: 終値 22,432.84 (-275.22, -1.21%)
• S&P 500: 終値 6,617.32 (-55.09, -0.82%)
FRB(米連邦準備制度理事会)による利下げ観測が後退したことで米長期金利が高止まりし、株式市場の逆風となりました。また、明日(20日)に決算発表を控える半導体大手エヌビディアへの警戒感もあり、ハイテク株を中心に売りが出ました。
• ドル円: 1ドル = 155.54円台 (さらに円安が進行)
• 日経225先物(期近): 48,900円 (昨日の日経終値から +200円程度)
本日の日本市場予想
本日の日本市場は、昨日の急落に対する自律反発(リバウンド)が先行して始まりそうです。
夜間取引の日経平均先物が48,900円まで戻しており、昨日の終値(48,702円)からは200円ほど高い水準でスタートする見込みです。
昨日の1,600円を超える下げは、パニック的な売りも含んでいたため、本日は短期的な買い戻しが入るでしょう。1ドル=155円台半ばまで進んだ円安も、輸出企業の業績期待としてはプラス材料です。
ただし、昨日の下落でチャート上の節目を大きく割り込んでおり、戻り待ちの売り圧力も相当強いと予想されます。また、明日のエヌビディア決算を見極めたい投資家も多く、49,000円台を回復して維持できるかどうかが、今日の反発力の強さを測る試金石となります。
今日の注目銘柄
• 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ:
昨日は全体相場の崩落に巻き込まれましたが、国内長期金利が上昇傾向にあることは、銀行株にとって本来は収益改善の好材料です。見直し買いが入るか注目されます。
• 7203 トヨタ自動車:
155.5円という円安水準は強力な追い風です。昨日大きく売られた反動もあり、主力輸出株としてリバウンドを主導できるか期待されます。
• 8035 東京エレクトロン:
明日の米エヌビディア決算を前に動きにくい面はありますが、昨日の下げがきつかった分、自律反発の動きが出やすい銘柄です。
本日発表の主な経済指標
• 日本: 10月 貿易統計 (08:50)
• 英国: 10月 消費者物価指数(CPI)
• 米国: 10月 住宅着工件数、建設許可件数
まとめ
昨日は衝撃的な「5万円割れ」となりましたが、本日は先物主導で自律反発のスタートとなりそうです。しかし、昨日の傷跡は深く、本格的な回復には時間がかかる可能性があります。まずは49,000円台を回復できるか、慎重に相場の強弱を見極める一日となりそうです。
不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。
本日解説したように、公式の経済指標が発表されないなど、市場の先行きが不透明な場面は少なくありません。そんな時、「他の経験豊富な投資家はどう動いているのか?」を知ることができれば、より確かな判断の一助になると思いませんか?
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