【市場展望】米ダウ557ドル安で先物は5万円割れ。昨日の「底堅さ」が再び試される局面に
おはようございます、つっちーさんです。
2025年11月18日(火)、朝のマーケット情報をお届けします。昨日の日本市場は悪材料を消化して粘り腰を見せましたが、昨晩の米国市場は大幅安となりました。本日の日本市場は、昨日の「底堅さ」が本物かどうかが試される正念場となります。
市場概況:日本株はGDPショックをこなし底堅く推移、米国株は全面安
日本市場(11月17日) 🇯🇵
昨日の日本市場は、寄付き前に発表された7-9月期GDPが予想外のマイナス成長となったことを嫌気し、売り先行で始まりました。
• 日経平均株価: 終値 50,323.91円 (-52.62円, -0.10%)
• TOPIX: 終値 3,347.53 (-12.28, -0.37%)
日経平均は一時5万円の大台を割り込む場面がありましたが、そこから売り込む動きは続かず、安値圏では押し目買いが活発化しました。結果として、終値では5万円台をしっかりとキープして引けており、5万円割れ水準での強い底堅さを確認する一日となりました。
米国市場(11月17日) 🇺🇸
一方、昨晩の米国市場は、金利先高観や景気減速懸念からリスク回避売りが加速し、主要3指数がそろって大幅に下落しました。
• NYダウ: 終値 46,590.24ドル (-557.24ドル, -1.18%)
• ナスダック総合: 終値 22,708.07 (-192.51, -0.84%)
• S&P 500: 終値 6,672.41 (-61.70, -0.91%)
NYダウは550ドルを超える大幅安となり、投資家心理を冷やしました。ハイテク株から景気敏感株まで幅広く売られる展開でした。
• ドル円: 1ドル = 155.23円台 (リスクオフの中でもドル高円安が進行)
• 日経225先物(期近): 49,810円 (昨日の日経終値から -510円)
本日の日本市場予想
本日の日本市場は、昨日の粘りを打ち消すような外部環境の悪化により、5万円の大台を明確に割り込んで始まる厳しい展開が予想されます。
夜間取引の日経平均先物が49,810円まで下落しており、寄り付きから5万円割れは避けられない情勢です。
しかし、注目すべきは「寄付き後の動き」です。
昨日はGDPマイナスという悪材料で5万円を割ったところから、強い買い戻しが入りました。本日も、米国株安を受けて売り先行で始まった後、昨日同様に「5万円割れは買い」と判断する投資家が支えに入るかが最大の焦点です。
為替が1ドル155円台まで円安に振れていることは、輸出企業にとって強力なサポート材料であり、これが相場崩壊を食い止める防波堤となることが期待されます。
今日の注目銘柄
• 7203 トヨタ自動車:
1ドル155円台の円安は業績にとって間違いなくプラスです。全体相場が米国株安につられて下げる中、業績期待を支えに底堅さを発揮できるか、相場の「防波堤」として注目されます。
• 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ:
米国市場がリスクオフになる中で、金利動向に敏感なメガバンク株がどのような動きを見せるか。資金の逃避先となるか、それとも全体安に押されるか、地合いを測る試金石となります。
• 9983 ファーストリテイリング:
日経平均への寄与度が大きいため、指数が5万円を回復できるかどうかは、同社の株価動向に大きく左右されます。
本日発表の主な経済指標
• ユーロ圏: 10月 消費者物価指数(HICP)改定値
• 米国: 10月 住宅着工件数、建設許可件数
まとめ
昨日の日本市場は「5万円割れでの買い意欲」という底堅さを証明しましたが、本日は米国大幅安というさらに強い逆風が吹いています。寄り付きで5万円を割り込んだ後、昨日見せたような反発力を再び発揮できるか。円安155円台を味方に、我慢比べの一日となりそうです。
不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。
本日解説したように、公式の経済指標が発表されないなど、市場の先行きが不透明な場面は少なくありません。そんな時、「他の経験豊富な投資家はどう動いているのか?」を知ることができれば、より確かな判断の一助になると思いませんか?
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