【市場展望】米株全面安、ナスダック2.29%急落。日経平均先物1200円安で5万円攻防へ
おはようございます、つっちーさんです。
2025年11月14日(金)、週末のマーケット情報をお届けします。昨日の日本市場は底堅く推移しましたが、夜間の米国市場は主要3指数がそろって急落する大荒れの展開となりました。市場のムードが一変しており、本日は厳重な警戒が必要です。
市場概況:日本株は堅調も、米国株はリスクオフで全面安
日本市場(11月13日) 🇯🇵
昨日の日本市場は、米国の重要指標の公表が見送られる不透明感がありながらも、円安基調を支えに底堅く推移しました。
• 日経平均株価: 終値 51,281.83円 (+218.52円, +0.43%)
• TOPIX: 終値 3,381.72 (+22.39, +0.67%)
前日に引き続きTOPIX(幅広な銘柄)が日経平均を上回る上昇を見せ、市場の地合いは良好に見えました。
米国市場(11月13日) 🇺🇸
しかし、昨晩の米国市場は状況が一変し、主要3指数がそろって急落しました。
• NYダウ: 終値 47,457.22ドル (-797.60ドル, -1.65%)
• ナスダック総合: 終値 22,870.35 (-536.10, -2.29%)
• S&P 500: 終値 6,737.49 (-113.43, -1.65%)
市場がリスクオフに傾いた主な要因は、米国の金利動向と経済の先行き不透明感です。
1. 利下げ期待の後退: 6週間にわたる政府機関閉鎖が終了し、FRB高官からは利下げに慎重な(タカ派的な)発言が相次ぎました。これにより、市場が期待していた12月の追加利下げ観測が急速に後退しました。
2. 長期金利の上昇: 利下げ期待の後退を受け、米長期金利(10年債)が上昇。これが金利に敏感なハイテク・グロース株を直撃し、ナスダック指数は2.29%もの大暴落となりました。
3. 失望決算: ウォルト・ディズニーなどの決算内容が市場の期待を下回ったことも、投資家心理を冷やしました。
• ドル円: 1ドル = 154.48円台 (リスクオフでやや円高に)
• 日経225先物(期近): 50,090円 (昨日の日経終値から -1210円)
本日の日本市場予想
本日の日本市場は、大荒れの展開が不可避です。
夜間取引の日経平均先物が50,090円と、昨日の終値(51,281円)から1,200円を超える大暴落となっており、昨日の上昇分をすべて打ち消すどころか、大幅なギャップダウンでのスタートが確実視されます。
米国市場の全面安、特にナスダックの2%を超える急落は、日本の半導体関連株やハイテク株にとって最大の悪材料です。
本日は、心理的な節目である5万円の大台を維持できるかどうかが最大の焦点となります。売り一巡後に買い戻しが入るか、あるいは節目を割り込んでさらに下値を試すことになるか、非常に神経質な一日となりそうです。
今日の注目銘柄
• 8035 東京エレクトロン / 6857 アドバンテスト:
米ナスダック急落、特にフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅下落が直撃します。昨日の堅調さから一転、本日は利益確定売りと見切り売りの中心となる可能性が高いです。
• 9984 ソフトバンクグループ:
米ハイテク株が軒並み売られたことで、同社の投資先企業の価値減少懸念から、厳しい売り圧力にさらされるでしょう。
• 7203 トヨタ自動車:
為替が154円台半ばと、円安基調は維持されていますが、米国市場の急落によるリスクオフムードが全体を覆うため、輸出関連株も上値の重い展開を強いられそうです。
本日発表の主な経済指標
• 日本: 9月 第三次産業活動指数
• 米国: 10月 輸出入物価指数
• 米国: 11月 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
まとめ
昨晩の米国市場は、金利上昇への警戒感からハイテク株を中心に大暴落となりました。日経平均先物も1200円安と、この流れをそのまま引き継いでいます。本日の東京市場は朝方から売り一色となる見込みで、日経平均が5万円の大台を死守できるかどうかの攻防戦となりそうです。週末でもあり、慎重な対応が求められます。
不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。
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