【市場展望】米ダウ559ドル高、ナスダックは小反落。日経平均は先物高を受け5万1千円台回復か
おはようございます、つっちーさんです。
2025年11月12日(水)、朝のマーケット情報をお届けします。昨日の日本市場は高値圏で一服となりましたが、米国市場はダウ平均が大幅高となる一方、ナスダックは下落と、明暗が分かれました。ご提供いただいた株価情報を基に、本日の見通しを解説します。
市場概況:日本株は一服、米国株は「ダウ高・ナス安」のまちまち展開
日本市場(11月11日) 🇯🇵
昨日の日本市場は、連日の上昇に対する利益確定売りに押され、高値圏で足踏みとなりました。
• 日経平均株価: 終値 50,842.93円 (-68.83円, -0.14%)
• TOPIX: 終値 3,321.58 (+4.16, +0.13%)
日経平均は小幅に反落した一方、TOPIXは小幅に上昇。前日(10日)の大幅高の後とあって、短期的な過熱感から利益確定売りが出ました。日経平均は5万1千円台を維持できずに引けましたが、下値は堅く、TOPIXがプラス圏を維持するなど、相場全体の地合いは悪くありませんでした。
米国市場(11月11日) 🇺🇸
昨晩の米国市場は、主要指数で明暗が分かれる展開となりました。
• NYダウ: 終値 47,927.96ドル (+559.33ドル, +1.18%)
• ナスダック総合: 終値 23,468.30 (-58.87, -0.25%)
• S&P 500: 終値 6,846.61 (+14.18, +0.20%)
昨日はベテランズデーで米国の債券市場が休場だったことも影響し、金利動向に左右されやすいハイテク株は利益確定売りに押され、ナスダックは小幅に下落しました。
一方、景気の底堅さや出遅れ感が意識された景気敏感株やバリュー(割安)株が買われ、NYダウは550ドルを超える大幅高となりました。
• ドル円: 1ドル = 154.15円台 (高値圏で安定推移)
• 日経225先物(期近): 51,110円 (昨日の日経終値より約270円高い水準)
本日の日本市場予想
本日の日本市場は、買いが先行すると予想されます。
最大の支援材料は、昨晩のNYダウが550ドル以上も上昇したことです。日経平均先物も5万1千円台に乗せており、昨日の日経平均終値(50,842円)からギャップアップして、5万1千円台を回復して始まる可能性が極めて高いです。
1ドル154円台という円安水準も、輸出関連企業の業績期待を通じて相場全体を下支えします。
ただし、米ナスダック指数が下落したことは、日本の半導体関連などハイテク・グロース株の上値を抑える要因となります。本日は、米国市場の流れを引き継ぎ、「ハイテク株 vs 景気敏感株(バリュー株)」の綱引きとなり、指数全体としては底堅いものの、上値も限定的となる可能性があります。
今日の注目銘柄
• 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ:
昨晩の米ダウ高(景気敏感株高)の流れを受け、金利上昇の恩恵も受けやすい銀行セクターへの資金流入が期待されます。
• 7203 トヨタ自動車:
154円台の円安が引き続き強力な追い風です。ハイテク株が一服する中で、大型の輸出・バリュー株の代表として注目されます。
• 8035 東京エレクトロン:
米ナスダック安が重しとなり、上値が重い展開が予想されます。相場全体の地合いが強い中で、ハイテク株がどこまで耐えられるか、注目されます。
本日発表の主な経済指標
• 日本: 10月 国内企業物価指数 (08:50)
• 米国: 10月 消費者物価指数(CPI) (22:30 JST)
特に今夜発表される米国のCPIは、FRBの金融政策の行方を占う最重要指標です。この結果次第で金利や株価が大きく動く可能性があるため、今日の東京市場は後場にかけて様子見ムードが強まる可能性もあります。
まとめ
昨晩の米ダウ大幅高と先物高を受け、本日の日本市場は5万1千円台を回復して始まることが期待されます。ただし、米ナスダック安がハイテク株の重しとなる可能性があり、今夜の米CPI発表を前に、方向感の定まらない展開も想定されます。
不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。
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