【市場展望】5万円を前に足踏み続くか、米市場まちまちで方向感探る展開に
おはようございます、つっちーさんです。
2025年10月22日(水)、朝のマーケット情報をお届けします。昨日の日本市場は連日で史上最高値を更新し5万円に迫りましたが、米国市場は高安まちまちとなりました。本日の市場の注目点を解説していきます。
市場概況:日本株は最高値更新も5万円目前で足踏み、米国株はまちまち
日本市場(10月21日) 🇯🇵
昨日の日本市場は続伸し、日経平均株価は連日で史上最高値を更新。5万円の大台にあと一歩と迫りました。
- 日経平均株価: 終値 49,530.12円 (+344.62円, +0.70%)
- TOPIX: 終値 3,260.50 (+12.05, +0.37%)
前日の日米株価の大幅上昇の流れを引き継ぎ、朝方から買いが優勢となりました。取引時間中には5万円まであと100円を切る場面もありましたが、大台達成を前に戻り売りや利益確定売りに押され、やや伸び悩む展開となりました。しかし、買い意欲は依然として強く、プラス圏で引けています。
米国市場(10月21日) 🇺🇸
一方、昨日の米国市場は、主要3指数で高安まちまちの展開となりました。ナスダック総合指数のみが前日終値を下回りました。
- NYダウ: 終値 46,924.74ドル (+218.16ドル, +0.47%)
- ナスダック総合: 終値 22,953.66 (-36.88, -0.16%)
- S&P 500: 終値 6,735.35 (+20.05, +0.30%)
前日に大きく上昇したハイテク株の一角で利益確定売りが出た一方、景気敏感株などには買いが入りました。今週本格化する主要企業の決算発表の内容を見極めたいとする様子見ムードも依然として残っており、全体としては方向感に欠ける動きとなりました。
- ドル円: 1ドル = 150円40銭台 (昨日からやや円高)
- 米国10年債利回り: 4.02% (高水準で横ばい)
- WTI原油先物: 1バレル = 57ドル台半ば
本日の日本市場予想
昨日の米国市場がまちまちの展開だったことを受け、本日の日本市場は方向感を探る動きとなりそうです。
日経平均は昨日、5万円という非常に強い心理的節目を目前に足踏みしました。達成感や短期的な過熱感から、利益確定売りが出やすい地合いであることは変わりません。特に、米ナスダック指数が下落したことから、これまで相場を牽引してきた半導体関連株には売りが出やすいでしょう。
一方で、NYダウやS&P500は上昇しており、米国経済の底堅さを示唆しています。為替も1ドル150円台と円安水準を維持しており、相場全体を支える要因となります。国内の政局安定化への期待感も引き続き買い安心感につながります。
本日は、ハイテク株への利益確定売りと、景気敏感株や割安株への押し目買いが交錯し、日経平均は49,000円台半ばを中心とした一進一退の展開が予想されます。5万円の大台を試す力強さは一旦後退しそうです。
今日の注目銘柄
- 6702 富士通: 米ナスダックが下落した流れで、ハイテク株には利益確定売りが出やすい状況です。昨日上昇した同社株も、上値が重くなる可能性があります。
- 9101 日本郵船: 米国市場では景気敏感株が比較的堅調でした。世界経済の回復期待が続けば、海運株のような景気敏感セクターに見直し買いが入るか注目されます。円安も追い風です。
- 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ: 米長期金利が高水準で安定していることは、銀行の利ざや改善期待として意識されます。ハイテク株からの資金シフトの受け皿となる可能性があります。
本日発表の主な経済指標
- カナダ: 9月 消費者物価指数(CPI)
- 米国: 週間石油在庫統計
- 日本: (本日は目立った指標なし)
カナダのCPIの結果次第では、為替相場(特にドル円)が影響を受ける可能性があるため、注意が必要です。
まとめ
昨日の米国市場は高安まちまちとなり、東京市場も5万円の大台を前に一服感が出ています。本日はハイテク株への利益確定売りが先行する一方、景気敏感株などへの押し目買いも期待され、方向感を探る展開となりそうです。引き続き企業決算の内容や金利動向が注目されます。
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