【週明け展望】米株反発と円安進行で買い先行か、先週末の下げを取り戻す動きに
おはようございます、つっちーさんです。
2025年10月20日(月)、週明けのマーケット情報をお届けします。先週末の市場の動きを正しく振り返り、今週の日本市場の見通しと注目ポイントを解説していきます。
市場概況:日本株は反落、一方の米国株は反発
日本市場(10月17日) 🇯🇵
先週金曜日の日本市場は、週末を前にした利益確定売りに押され、主要指数がそろって大幅に反落しました。
- 日経平均株価: 終値 47,582.15円 (-695.59円, -1.44%)
- TOPIX: 終値 3,170.44 (-32.98, -1.03%)
前日(16日)までに政局安定期待から急ピッチで買い戻しが進んでいた反動に加え、週末に重要指標の発表を控えていることから、利益を確定する売りが優勢となりました。また、取引時間中は円高(当時)が重しとなった面もあり、日経平均は48,000円台を維持できずに取引を終えました。
米国市場(10月17日) 🇺🇸
一方、先週金曜日の米国市場は、懸念材料が後退したことから3営業日ぶりに反発しました。
- NYダウ: 終値 46,190.61ドル (+238.37ドル, +0.52%)
- ナスダック総合: 終値 22,679.98 (+117.44, +0.52%)
- S&P 500: 終値 6,664.01 (+34.94, +0.53%)
これまで市場の重しとなっていた米地銀の信用不安や、米中間の貿易摩擦を巡る懸念が和らいだことが好感され、買い戻しが優勢となりました。ハイテク株も堅調に推移しました。
- ドル円: 1ドル = 150円80銭台 (先週末の日本株引け後より円安進行)
- 米国10年債利回り: 4.01%
- WTI原油先物: 1バレル = 57ドル台後半
本日の日本市場予想
週明けの本日の日本市場は、買い先行で始まると予想されます。
プラス要因は、先週末の米国市場がダウ・ナスダック共に上昇したこと、そして為替が1ドル=150円80銭台と、先週金曜日の東京市場の取引時間中と比べて円安に振れていることです。
先週金曜日の日本市場の下落は、あくまで短期的な利益確定売りが主導だったとみられ、米国株高と円安を背景に、本日は先週末の下げ幅を取り戻すための押し目買い・買い戻しが優勢となるでしょう。
ただし、本日は中国の第3四半期GDPなど重要な経済指標の発表が予定されており、その内容を見極めたいとする様子見ムードから、買い一巡後は上値が重くなる可能性もあります。日経平均は48,000円台を回復できるかが焦点です。
今日の注目銘柄
- 6920 レーザーテック: 先週末の米ナスダック指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇した流れを受け、日本の半導体関連株への買い戻しが期待されます。
- 7203 トヨタ自動車: 為替が1ドル150円台後半と円安に振れていることが素直に好感され、輸出関連セクターの代表として物色される可能性があります。
- 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ: 先週末の米国市場で、懸念されていた地銀不安が後退し金融株が買い戻されました。この流れが東京市場にも波及し、先週売られていたメガバンク株に見直し買いが入るか注目されます。
本日発表の主な経済指標
- 日本: 9月 貿易統計
- 中国: 第3四半期GDP、9月 鉱工業生産、9月 小売売上高
- 米国: (今週後半に主要指標が集中)
特に中国の経済指標には注目です。市場予想を上回る内容となれば景気回復期待から日本株の追い風に、下回れば景気減速懸念から重しとなります。
まとめ
週明けの東京市場は、米株高と円安を好材料に、先週末の下落に対する反発が期待されます。ただし、本日は中国の重要指標の発表を控えているため、その内容次第では相場が振れる可能性もあります。まずは48,000円台を回復できるかを見極めたいところです。
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