2024年4月25日

株価は反落か、前日の大幅高の反動売りが意識される

4月25日の東京株式市場では、日経平均株価が前日の大幅高から反落する公算が大きいです。前日907円高と急伸した反動から戻り売りが出やすくなっています。

また、日米主要企業の決算発表が相次ぐほか、26日の日銀金融政策決定会合を控えて、持ち高を傾ける動きは控えられそうです。日経平均は前日終値から500円ほど安い3万7900円台が下値の目安とみられます。

円相場は一時1ドル155円台前半と34年ぶりの円安ドル高水準となりましたが、日銀会合を控えた円買い介入観測から、円安を前面に押し出した買いは限定的と思われます。

個別では、ファナックが今期純利益の大幅減益を示したことから売り材料視されそうです。EVなど成長分野での投資鈍化が響いた同社の業績予想は市場予想を大きく下回っています。

総じて、前日高に対する戻り売りや決算発表を受けた売買動向が注目されます。

以上が今日の株式市場の見通しです。ご参考になれば幸いです。😊