2024年3月27日2024年4月19日

東京市場は権利付き最終売買日の配当取り買いで下支え

27日の東京株式市場では、日経平均株価が前日終値の4万0398円付近を挟んだ4万0300円〜4万0700円のレンジ内で一進一退の展開となる見込みです。

一方で、前日の米国株式市場で主要株価指数が下落したことから、東京市場でも主力ハイテク株などへの売り圧力がかかりそうです。エヌビディアやARMなど米国のハイテク株安は、東京市場の半導体関連株などにも重荷となる可能性があります。

ただし、27日は3月末の権利付き最終売買日と重なることから、個人投資家を中心に配当や優待狙いの買い需要が見込まれます。特に大引け前後には「配当再投資」の動きも意識され、下値を支える材料となりそうです。

加えて、円安ドル高が続いていることも輸出関連株には追い風となっており、底堅い相場展開が予想されます。

総じて上値の重い展開が継続する一方、配当権利取りや円安といった買い材料もあり、日経平均は前日終値近辺でもみ合う可能性が高そうです。

以上が今日の株式市場の見通しです。ご参考になれば幸いです。😊