2024年3月13日2024年4月19日

東京市場は米株高を受けて3万9000円台に反発するか

13日の東京株式市場では、日経平均株価が前日終値から500円高い3万9300円付近まで反発する見込みです。

この背景には、12日に発表された米国の2月消費者物価指数(CPI)が、市場予想を若干上回ったものの、連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期予想を大きく変えるような内容ではなかったことがあります。

こうした材料を受けて、12日の米国株式市場ではハイテク株を中心に買い安心感から大幅高となりました。特に半導体大手のエヌビディアが7%を超える急伸となるなど、半導体関連株の上昇が目立ちました。

東京市場でも半導体関連株の買い注文が先行し、日経平均株価を押し上げる展開が見込まれています。加えて円安ドル高基調も輸出関連株の支援材料となりそうです。

ただし、日銀の金融政策の行方次第では、一時的な重荷となる可能性もあります。13日の春季労使交渉の結果次第で、マイナス金利解除観測が強まれば相場が重くなるかもしれません。

総じて米国市況次第で東京市場は大幅な反発が期待されますが、日銀の動向が変数となりそうです。

以上が今日の株式市場の見通しです。ご参考になれば幸いです。😊