【市場展望】米ダウ400ドル高でリスクオン!日経平均は5万円再挑戦へ、TOPIXとの乖離が焦点
おはようございます、つっちーさんです。
2025年12月4日(木)、朝のマーケット情報をお届けします。昨日の日本市場は日経平均が大幅反発し5万円に迫りましたが、TOPIXは下落するという歪な展開でした。昨晩の米国市場が堅調だったことを受け、本日は5万円の壁を突破できるかが焦点です。
市場概況:日経平均急伸もTOPIXは下落、米国株はダウ主導で続伸
日本市場(12月3日) 🇯🇵
昨日の日本市場は、主力株主導で大幅に反発しました。
• 日経平均株価: 終値 49,864.68円 (+561.23円, +1.14%)
• TOPIX: 終値 3,334.32 (-6.74, -0.20%)
• グロース250指数: 終値 661.31 (-5.14, -0.77%)
前日の急落の反動や、米ハイテク株高を背景に、値がさ株(ファーストリテイリングや半導体関連など)への買いが集中しました。これにより日経平均は560円以上も上昇し、5万円の大台に再び肉薄しました。
一方で、TOPIXはマイナス圏で引けるという珍しい「ねじれ現象」が発生しました。これは、一部の大型株だけが買われ、銀行や自動車など幅広い銘柄には利益確定売りが出たことを示しており、相場全体の地合いは見た目ほど強くない可能性を示唆しています。
米国市場(12月3日) 🇺🇸
昨晩の米国市場は、景気敏感株を中心に買いが広がり、主要3指数がそろって上昇しました。
• NYダウ: 終値 47,882.90ドル (+408.44ドル, +0.86%)
• ナスダック総合: 終値 23,454.09 (+40.41, +0.17%)
• S&P 500: 終値 6,849.72 (+20.35, +0.29%)
FRB高官から利下げに前向きな発言が聞かれたことや、経済指標の結果を受けて12月の利下げ観測が再浮上したことが追い風となりました。特に景気敏感株の比率が高いNYダウは400ドルを超える大幅高となり、市場センチメントを明るくしました。ナスダックやS&P500も小幅ながら続伸し、底堅い動きを見せました。
• ドル円: 1ドル = 155.11円台 (155円台後半からやや円高気味)
• 日経225先物(期近): 49,850円 (昨日の日経終値とほぼ同水準)
本日の日本市場予想
本日の日本市場は、5万円の大台回復を試す展開となるでしょう。
最大の追い風は、昨晩の米国市場(特にNYダウ)の大幅高です。投資家心理が改善しており、昨日の日経平均上昇の流れを引き継いで、寄り付きから買いが先行する可能性があります。
日経平均先物は49,850円と、昨日の現物終値(49,864円)とほぼ変わらない水準ですが、5万円まではあとわずか150円足らずです。朝方の勢いで一気に突破できるかがポイントです。
ただし、懸念材料は「TOPIXの弱さ」と「為替」です。昨日TOPIXが下落したように、物色が一部の銘柄に偏っている点は気がかりです。また、為替が1ドル=155円11銭と、昨日夕方時点(155.80円台)から円高方向にシフトしていることも、輸出株の上値を抑える可能性があります。
本日は、5万円突破を目指す攻防となりますが、達成後は戻り売りに押され、4万9千円台後半でのもみ合いとなる可能性も想定されます。
今日の注目銘柄
• 9983 ファーストリテイリング / 9984 ソフトバンクグループ:
昨日のような「日経平均だけが強い」相場では、指数寄与度の高いこれらの値がさ株が主役となります。5万円突破の鍵を握る銘柄です。
• 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ:
昨日TOPIXが下落した要因の一つとして、銀行株の弱さが考えられます。米国の利下げ観測再燃(米金利低下)は日本の銀行株には逆風となりやすく、本日は売り圧力をこなせるかが焦点です。
• 6301 小松製作所:
米NYダウの大幅高(景気敏感株高)の流れを受け、建機や機械などのシクリカル銘柄に見直し買いが入るか注目されます。
本日発表の主な経済指標
• 米国: 新規失業保険申請件数 (22:30)
• 米国: 10月 製造業新規受注 (24:00)
週末の雇用統計を前に、今夜の失業保険申請件数も労働市場の動向を探る上で注目されます。
まとめ
昨日は日経平均とTOPIXの動きが乖離する難しい相場でしたが、本日は米ダウ高を追い風に、相場全体が底上げされるかが注目されます。5万円の大台を回復し、かつ維持して引けることができれば、年末株高に向けた弾みとなるでしょう。
不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。
本日解説したように、公式の経済指標が発表されないなど、市場の先行きが不透明な場面は少なくありません。そんな時、「他の経験豊富な投資家はどう動いているのか?」を知ることができれば、より確かな判断の一助になると思いませんか?
次世代の投資アプリ「moomoo」なら、これまで一部のプロしかアクセスできなかった高度な投資情報を、無料であなたのスマホにお届けします。
▼公式情報だけでは見えない”市場のリアル”を可視化
- 機関投資家の動向: 「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏など、著名投資家のポートフォリオや売買動向をリアルタイムでチェックできます。
- 大口注文の分析: 株価を大きく動かす大口投資家の売買を独自ツールで分析。 「買い」と「売り」どちらが優勢か一目でわかります。
- 個別銘柄の空売りデータ: 市場心理を映す空売り残高のデータをグラフで分かりやすく表示。
▼初心者から経験者まで。あなたの投資をレベルアップ
- 業界唯一のリアルタイム株価デモトレードで、実践的な練習ができます。
- 各銘柄のアナリスト評価や、企業の内部関係者による取引データなど、大手ネット証券にはない独自機能が満載です。
- 日経CNBCやラジオNIKKEIなどのプレミアムな経済ニュースも無料で視聴可能です。
もちろん、
金融庁に登録された日本の証券会社であり、お客様の情報は国内のデータセンターで厳重に管理されているため、セキュリティも万全です。
情報ツールとしてだけでなく、取引口座としても
業界最安級の取引手数料 を実現。特に
米国株は業界初の24時間取引に対応 しています。
今なら口座開設で米国株の取引手数料が2ヶ月無料になるキャンペーンも実施中!
まずはアプリをダウンロードして、その圧倒的な情報力を無料で体験してみてください。
【免責事項】
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。掲載されている広告やリンク先のサービス利用から生じるいかなる損害についても、当方は責任を負いません。
投資は、ご自身の判断と責任において行うものです。


ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません