【市場展望】米CPI、異例の公表見送り。ダウ高・ナス安で方向感乏しく、日経平均は5万1千円台で様子見か

※この記事はPRを含みます。

おはようございます、つっちーさんです。

2025年11月13日(木)、朝のマーケット情報をお届けします。昨日の日本市場は5万1千円台を回復して引けましたが、市場が最も注目していた米国の消費者物価指数(CPI)が、政府機関閉鎖の影響で公表見送りとなる異例の事態となりました。本日の見通しを解説していきます。

市場概況:CPI公表見送りで米市場はまちまち、日本株は堅調

日本市場(11月12日) 🇯🇵

昨日の日本市場は、今夜の米CPI発表を前に様子見ムードが広がるかと思われましたが、買いが優勢となり主要指数がそろって上昇しました。

日経平均株価: 終値 51,063.31円 (+220.38円, +0.43%)

TOPIX: 終値 3,359.33 (+37.75, +1.14%)

グロース250指数: 終値 727.33 (+17.59, +2.48%)

日経平均は小幅高にとどまった一方、TOPIXやグロース250指数が1%~2%超の大幅高となっており、幅広い銘柄に資金が流入しました。

米国市場(11月12日) 🇺🇸

昨晩の米国市場は、10月分の消費者物価指数(CPI)の公表が政府機関閉鎖の影響で見送られると報じられ、方向感に欠ける展開となりました。

NYダウ: 終値 48,254.82ドル (+326.86ドル, +0.68%)

ナスダック総合: 終値 23,406.45 (-61.84, -0.26%)

S&P 500: 終値 6,850.92 (+4.31, +0.06%)

インフレの動向を見極めるための最重要指標が出てこなかったことで、市場は判断材料を失いました。景気の底堅さを反映してダウ平均(景気敏感株)は上昇した一方、金利の先行き不透明感を嫌気しハイテク株(グロース株)は売られ、ナスダックは下落しました。

ドル円: 1ドル = 154.71円台 (高値圏で推移)

日経225先物(期近): 51,260円 (昨日の日経終値より約200円高い水準)

本日の日本市場予想

本日の日本市場は、方向感の定まらない展開となりそうです。

プラス要因は、昨晩のNYダウが上昇したこと、日経平均先物が5万1千円台を維持していること、そして為替が1ドル=154円台後半と円安水準で安定していることです。これらを受け、寄り付きは買いが先行する可能性があります。

マイナス要因は、米ナスダック指数が下落したこと、そして何より**米CPIが公表されなかったことによる「不透明感」**です。金融政策の先行きを占う上で最大のヒントが得られなかったため、投資家は積極的な売買を手控えやすくなります。

本日は、円安を支えに底堅い動きを見せる一方で、米ハイテク株安と先行き不透明感から上値も重い、「様子見ムード」の強い一日となるでしょう。日経平均は5万1千円台を固める動きが中心となりそうです。

今日の注目銘柄

7203 トヨタ自動車:

1ドル154円台という円安水準が業績を強力にサポートします。米ハイテク株が軟調な中、資金の逃避先として大型の輸出関連株が選好されるか注目です。

8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ:

米国のインフレ指標が確認できなかったことで、金利の先行きは不透明です。しかし、日米の金利差が開いたまま円安が続いていることは、銀行セクターにとって悪い環境ではありません。

8035 東京エレクトロン:

米ナスダック安が重しとなり、上値が重い展開が予想されます。CPIという判断材料がないまま、金利の先行き不透明感をどう織り込むか、神経質な動きになりそうです。

本日発表の主な経済指標

日本: 9月 機械受注統計 (08:50)

米国: 週間新規失業保険申請件数 (22:30 JST)

米国: 10月 生産者物価指数(PPI) (公表されるかどうかに注目)

まとめ

昨晩の米国市場は、最重要のCPIが公表見送りという異例の事態となり、ダウ高・ナス安と方向感を失いました。東京市場も、円安を支えに底堅いものの、不透明感から上値は追いにくい展開が予想されます。まずは5万1千円台を維持できるか注目です。

不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。

本日解説したように、公式の経済指標が発表されないなど、市場の先行きが不透明な場面は少なくありません。そんな時、「他の経験豊富な投資家はどう動いているのか?」を知ることができれば、より確かな判断の一助になると思いませんか?

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Posted by Tsuchii_san