【市場展望】米ハイテク株急反発と円安152円台が追い風、今夜の米CPI発表に注目集まる
おはようございます、つっちーさんです。
2025年10月24日(金)、週末のマーケット情報をお届けします。昨日の日本市場は米株安を受けて大幅下落となりましたが、一夜明けて米国市場は急反発。さらに円安も進行しています。本日の日本市場の見通しと、最重要イベントとなる米CPIについて解説します。
市場概況:日本株は大幅下落、米国株は半導体決算を好感し急反発
日本市場(10月23日) 🇯🇵
昨日の日本市場は、前日の米ハイテク株安と米中対立への懸念が再燃したことを受け、リスク回避の売りが広がり大幅に続落しました。
• 日経平均株価: 終値 48,641.61円 (-666.18円, -1.35%)
• TOPIX: 終値 3,253.78 (-12.65, -0.39%)
特に、相場を牽引してきた半導体関連株が軒並み売られ、日経平均の下げを主導しました。心理的節目の4万9千円を割り込み、終日軟調な展開となりました。
米国市場(10月23日) 🇺🇸
一方、昨日の米国市場は、好調な企業決算を受けて大幅に反発しました。
• NYダウ: 終値 46,734.61ドル (+144.20ドル, +0.31%)
• ナスダック総合: 終値 22,941.79 (+201.40, +0.88%)
• S&P 500: 終値 6,738.44 (+39.04, +0.58%)
半導体製造装置のラムリサーチ(LRCX)の決算が市場予想を上回ったことで、前日売られていた半導体・ハイテク株に一斉に買い戻しが入りました。また、トランプ大統領と習近平国家主席が30日に会談を行うとの報道も投資家心理を改善させ、相場全体を押し上げました。
• ドル円: 1ドル = 152円50銭台 (昨日からさらに円安進行)
• 米国10年債利回り: 3.94% (低下傾向)
• WTI原油先物: 1バレル = 58ドル台後半
本日の日本市場予想
昨日の日本市場の大幅下落は、前々日の米ハイテク株安を織り込むものでしたが、昨晩の米国市場ではそのハイテク株が力強く反発しました。この流れを受け、本日の日本市場は買い先行で始まることが予想されます。
特に、1ドル=152円50銭台まで進んだ円安は、輸出関連企業の採算改善期待を強く刺激する好材料です。
本日は、昨日売られた半導体関連株やハイテク株を中心に、昨日の下げ幅を取り戻す自律反発の動きが期待されます。
ただし、本日は朝8時半に日本の9月CPI(消費者物価指数)が発表されるほか、今晩21時半(日本時間)に最も重要な米国の9月CPIの発表を控えています。この結果次第で来週以降の金融政策の方向性が変わる可能性があるため、週末ということもあり、後場にかけては様子見ムードが強まり、利益確定売りに上値を抑えられる展開も想定されます。
今日の注目銘柄
• 8035 東京エレクトロン:
昨日は米株安を受けて大幅下落しましたが、米国の半導体関連(ラムリサーチなど)が好決算で急伸しました。この流れが素直に波及し、本日は買い戻しの中心となることが期待されます。
• 7203 トヨタ自動車:
1ドル152円台半ばという円安水準は、同社の業績にとって非常に大きな追い風です。ハイテク株と並んで、輸出セクターの代表として物色される可能性が高いでしょう。
• 1605 INPEX:
WTI原油価格が上昇傾向にあることに加え、昨晩の米国市場でもエネルギーセクターが堅調でした。資源関連株として資金が向かうか注目されます。
本日発表の主な経済指標
• 日本: 9月 全国消費者物価指数(CPI) (08:30)
• 米国: 9月 消費者物価指数(CPI) (21:30)
• 米国: 10月 S&Pグローバル 製造業・サービス業PMI(速報値) (22:45)
• 米国: 10月 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) (23:00)
まとめ
昨日の日本市場は大幅安となりましたが、米国市場は好決算を背景に急反発しました。この流れと152円台の円安を追い風に、本日は買い戻しが優勢となるでしょう。ただし、今晩には最重要指標である米CPIの発表を控えているため、結果を見極めたいとする警戒感から上値の重い展開にも注意が必要です。
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