【市場展望】5万円手前で失速、米株大幅安を受け警戒感強まるか

※この記事はPRを含みます。

おはようございます、つっちーさんです。

2025年10月23日(木)、朝のマーケット情報をお届けします。昨日の日本市場は5万円を目前に失速し、さらに昨晩の米国市場は大幅反落となりました。警戒感が強まる中、本日の市場の注目点を解説していきます。

市場概況:日本株は5万円目前で足踏み、米国株は大幅反落

日本市場(10月22日) 🇯🇵

昨日の日本市場は、心理的な節目である5万円を目前に利益確定売りが先行し、3営業日ぶりに小幅反落しました。

日経平均株価: 終値 49,307.79円 (-8.27円, -0.02%)

TOPIX: 終値 3,266.43 (+16.93, +0.52%)

日経平均は、前日の高値警戒感や、目先の材料出尽くし感から朝方から売られ、取引時間中には一時700円以上下落する場面もありました。しかし、後場に入ると押し目買いや買い戻しが入り、下げ幅を急速に縮小。引けにかけてはほぼ前日終値まで戻すなど、下値の堅さも見られました。

米国市場(10月22日) 🇺🇸

一方、昨日の米国市場は、米中間の貿易摩擦の悪化懸念が再燃したことなどから、主要3指数がそろって大幅に反落しました。

NYダウ: 終値 46,590.41ドル (-334.33ドル, -0.71%)

ナスダック総合: 終値 22,740.40 (-213.27, -0.93%)

S&P 500: 終値 6,699.40 (-35.95, -0.53%)

米中間の対立激化への懸念からリスク回避のムードが強まり、これまで相場を牽引してきたハイテク株を中心に幅広く売られました。また、今晩のECB理事会や来週のFOMCを前に、積極的な買いを手控える動きも重なりました。

ドル円: 1ドル = 151円80銭台 (円安進行)

米国10年債利回り: 3.99% (低下)

WTI原油先物: 1バレル = 57ドル台後半

本日の日本市場予想

昨晩の米国市場が大幅に下落した流れを受け、本日の日本市場は売りが先行する展開が予想されます。

日経平均は5万円の大台を前に足踏み状態となっており、米株安は利益確定売りを誘う格好の材料となります。特にナスダックが大幅に下落したことから、半導体関連などのハイテク株が相場を押し下げる可能性が高いでしょう。

一方で、1ドル=151円台後半まで進んだ円安は、日本企業の業績にとって強力な追い風であり、相場の下支え要因となります。

本日は、米株安を嫌気した売りと、円安を好感した買いが交錯する展開となりそうです。昨日、日中の大幅下落から切り返した「下値の堅さ」が本日も発揮されるか、それとも米株安を受けて5万円の大台から一旦大きく距離を置くことになるか、正念場の一日となりそうです。

今日の注目銘柄

8035 東京エレクトロン:

米ナスダック安、特にフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落が直撃し、売りが先行すると予想されます。昨日までの上昇トレンドが一旦途切れるかどうかの節目です。

7203 トヨタ自動車:

米株安という逆風がある一方で、1ドル151円台後半という円安は業績への追い風です。ハイテク株から流れた資金が、こうした円安メリットの大きい大型株に向かうか注目されます。

9432 日本電信電話(NTT):

米中対立懸念などで市場全体がリスクオフ(回避)ムードに傾く中、景気や外部環境の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄が選好される可能性があります。

本日発表の主な経済指標

日本: 10月 auじぶん銀行 製造業PMI(速報値)

ユーロ圏: ECB(欧州中央銀行)政策金利発表、ラガルド総裁会見

米国: 10月 S&Pグローバル 製造業・サービス業PMI(速報値)、週間新規失業保険申請件数

まとめ

昨日の米国市場は、米中対立懸念から大幅反落となりました。この流れを受け、5万円を前に足踏みする日本市場も、本日は警戒感から売り優勢で始まることが予想されます。「円安」という好材料が、「米株安」という悪材料をどこまで相殺できるかが焦点です。今晩のECB理事会の結果も見極めたいとして、様子見ムードも強まるでしょう。

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本記事で提供する情報は投資勧誘を目的としたものではございません。特定の銘柄についての言及がありますが、これはあくまで情報提供の一環であり、売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。

経済情報

Posted by Tsuchii_san