【2025年10月17日 週末展望】政局リスク後退で日経平均大幅高、来週も買いは続くか?
おはようございます、つっちーさんです。
2025年10月17日(金)、週末のマーケット情報をお届けします。昨日は政局を巡る不透明感が後退し、日本市場は大きく買い戻されました。この流れが本日も続くのか、米国市場の動向とあわせて解説していきます。
【市場概況】政局不安の後退で日本株は大幅高、米国は下落
日本市場(10月16日)
昨日の日本市場は、政局の先行き不透明感が和らいだことを好感し、主要指数が大幅に続伸しました。
• 日経平均株価: 終値 48,277.74円 (+605.07円, +1.27%)
• TOPIX: 終値 3,203.42 (+19.78, +0.62%)
自民党と日本維新の会が連立政権樹立に向けた協議を進めていると報じられたことで、安定政権への期待が再燃。これまで相場の重しとなっていた政治リスクが後退したとみた国内外の投資家から、幅広い銘柄に買い注文が入りました。日経平均は48,000円台を回復し、上げ幅は一時600円を超えました。
米国市場(10月16日)
一方、昨日の米国市場は、米国の地銀を巡る懸念が再浮上したことなどから主要3指数がそろって下落しました。
• NYダウ: 終値 45,952.24ドル (-301.07ドル, -0.65%)
• ナスダック総合: 終値 22,562.53 (-107.54, -0.47%)
• S&P 500: 終値 6,629.07 (-41.99, -0.63%)
一部の米地方銀行の融資に関するネガティブな報道がきっかけとなり、金融株を中心に売りが優勢となりました。また、フィラデルフィア連銀製造業景気指数が市場予想を下回ったことも、景気の先行き懸念につながりました。
• ドル円: 1ドル = 150円30銭台
• 米国10年債利回り: 3.97% (-0.06)
• WTI原油先物: 1バレル = 57.61ドル
【本日の日本市場予想】買い先行も、週末前で利益確定売りに注意
昨日の日本市場は、国内の政治情勢の好転を背景に大幅高となりました。この流れを引き継ぎ、本日も買いが先行する展開が予想されます。連立政権が樹立されれば、これまで停滞していた政策が進むとの期待感から、関連銘柄を中心に物色が続く可能性があります。
しかし、昨日の米国市場が下落したことは、相場の上値を抑える要因となりそうです。特に、ハイテク株が軟調だったことから、日本の半導体関連株には売りが出やすい地合いと考えられます。
また、本日は週末金曜日であるため、持ち高を整理するための利益確定売りが出やすい一日でもあります。買い一巡後は、こうした売り物に押されて伸び悩む展開も想定されます。日経平均は48,000円台を固める動きとなりそうです。
【今日の注目銘柄】
• 8750 第一生命ホールディングス:
米国の長期金利が低下したことは、運用環境の悪化懸念につながり、保険株には逆風です。昨日の米国市場でも金融株が売られており、その流れが波及するか注目されます。
• 6723 ルネサスエレクトロニクス:
米国のハイテク株が下落したことを受け、半導体関連株は軟調な展開が予想されます。昨日上昇した反動もあり、利益確定の売りに押される可能性があります。
• 9432 日本電信電話(NTT):
米国市場が下落し、週末を控えて様子見ムードが強まる中、景気の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄が選好される可能性があります。高配当利回りも魅力とされ、資金の逃避先として物色されるか注目です。
【本日発表の主な経済指標】
• ユーロ圏: 9月 消費者物価指数(HICP)改定値
• 米国: 9月 景気先行指数
【まとめ】
昨日の日本市場は、政局の安定化への期待から大幅に上昇しました。本日もその流れを引き継ぎ、底堅い展開が期待されます。しかし、米国市場の下落や週末要因から、上値では利益確定売りが出やすいでしょう。国内の政治ニュースと海外市場の動向をにらみながら、慎重に相場を見極めたい一日です。
不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。
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