【10月15日 市場展望】1241円安の激震後、自律反発狙うも政局不安が重し
おはようございます、つっちーさんです。
2025年10月15日(水)、朝のマーケット情報をお届けします。昨日の日本市場は政局不安から大荒れの展開となりました。一夜明けた今日の市場の注目点を解説していきます。
【市場概況】政局不安で日本株独歩安、米国市場はまちまち
日本市場(10月14日)
昨日の日本市場は、連休中に噴出した国内の政局不安を嫌気し、主要指数がそろって暴落しました。
• 日経平均株価: 終値 46,847.32円 (-1,241.48円, -2.58%)
• TOPIX: 終値 3,133.99 (-63.60, -1.99%)
自公連立の解消という衝撃的なニュースを受け、「高市トレード」の前提であった安定政権への期待が完全に剥落。リスク回避の売りが殺到し、日経平均は取引時間中に一時下げ幅を1,500円超に広げ、節目の47,000円を大きく割り込みました。
米国市場(10月14日)
一方、昨日の米国市場は主要3指数で高安まちまちの展開となりました。
• NYダウ: 終値 46,270.46ドル (+202.88ドル, +0.44%)
• ナスダック総合: 終値 22,521.70 (-172.90, -0.76%)
• S&P 500: 終値 6,644.31 (-10.41, -0.15%)
ダウ平均は、押し目買いや景気敏感株への買いでプラス圏を維持しましたが、ナスダックは利益確定売りに押されて下落。日本の政局不安が直接的な影響を与えたわけではありませんが、世界経済の先行き不透明感から上値の重い展開となりました。
• ドル円: 1ドル = 151円80銭台
• 米国10年債利回り: 4.03%
• WTI原油先物: 1バレル = 59.56ドル
【本日の日本市場予想】自律反発狙いと政局不安の綱引き
昨日の日本市場が大きく下落した反動から、本日は自律反発を狙った買いが先行する可能性があります。日経平均の下げ幅は1200円を超え、短期的な売られ過ぎ感も意識される水準です。
しかし、国内の政局という根源的な問題が解決したわけではなく、依然として先行きは不透明です。高市政権の枠組みがどうなるのか、今後の政治報道に市場は一喜一憂する展開が続くでしょう。
米国市場が方向感に欠ける動きだったこともあり、日本市場が力強く上昇していく展開は期待しにくい状況です。寄り付き後は買いが先行するものの、その後は戻り売りに押され、47,000円を挟んだもみ合いになるのではないでしょうか。
【今日の注目銘柄】
• 9984 ソフトバンクグループ:
昨日は日経平均を押し下げる主因の一つとなりましたが、ナスダックの下落は小幅にとどまっています。自律反発を狙う動きが出やすい銘柄として注目されます。
• 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ:
米国の長期金利が4%台で高止まりしていることは、金利収入の改善期待につながります。政局不安の中でも、金利動向という別のテーマ性を持つメガバンクには資金が向かいやすい可能性があります。
• 4568 第一三共:
医薬品株は、政局や景気の動向に業績が左右されにくいディフェンシブ銘柄の代表格です。市場が不安定な局面では、こうした内需系の安定株が物色される傾向があります。
【本日発表の主な経済指標】
• 中国: 9月 消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)
• 米国: 10月 ニューヨーク連銀製造業景気指数、9月 消費者物価指数(CPI)
【まとめ】
昨日の暴落を受け、本日の日本市場は自律反発で始まることが予想されます。しかし、国内の政局不安という大きな不透明要因を抱えているため、上値は限定的でしょう。まずは市場が落ち着きを取り戻せるか、今後の政治動向を慎重に見極めたい一日です。
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