2024年5月2日

株価は続落か、FRBのインフレ警戒やハイテク株安が重荷に

5月2日の東京株式市場では、日経平均株価が前日に続いて下落する見通しです。FRBがインフレ継続への懸念を示したことに加え、米ハイテク株の調整が日本市場にも逆風となりそうです。

日経平均は前日終値から400円余り安い3万7850円程度が下値の目安と予想されます。FOMCでQTペース縮小が決まったものの、利下げ先送り観測が高まり、米長期金利の高止まりが意識されています。

特に半導体関連株の下げが目立ち、東京市場の半導体関連株にも売り圧力がかかる可能性があります。AMDの業績見通しの慎重さが嫌気された形跡があります。

また、円相場が急変動する恐れもあり、日銀によるドル売り・円買い介入の観測があって、円高が進めば輸出関連株への影響にも注意が必要です。

国内では日銀議事要旨や企業決算発表、海外ではISMなど経済指標の発表にも注目が集まります。総じて神経質な展開が予想されます。

以上が今日の株式市場の見通しです。ご参考になれば幸いです。😊